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ストーリーランダル・メンフィス・レインズ。どんな車でも60秒で盗み出す伝説の車泥棒。その獲物は超高級車にかぎられ、痕跡一つ残さないスマートな手口は、最新の防犯装置も彼を阻むことは出来ない。 そんなメンフィスが足を洗ってから6年の月日がたち、彼は北カルフォルニアの小さな田舎町で、子供達にカートレースを教える毎日を過ごしていた。そんなある日、かつでの仲間、アトレーが訪ねてくる。彼は、メンフィスの弟、キップが巨大組織の事件に巻き込まれ命を狙われていて、助けられるのは兄であるメンフィスだけだと、知らせに来たのだった。 実は、メンフィスが6年前に車泥棒からの引退を決意したのは、弟のためであった。幼くして父をなくしたキップは、兄レインズを慕うあまり、窃盗のプロという弟にあこがれていた。キップの将来を危惧した母は、メンフィスに、町から出るよう懇願する。 だがその思惑は裏目にでた。心の支えを失ったキップは不良たちとつき合うようになり、車窃盗団を結成し、兄と同じ道を歩んでいた。現在は、カリートリーの窃盗団に雇われていたが50台の高級車を盗むという仕事の途中で警察にマークされ、逮捕こそ免れたものの、アジトに隠されていた盗難車を押収されてしまったのである。 カリートリーの要求はキップの命が50台の車かカリートリーが取引先に盗難車を引き渡す期限はわずか4日後。それまでにリストアップされている超高級車を一台残らず船に乗せなければならない。 メンフィスに選択の余地はなかった。彼はかつての仲間だったオットの元を訪ねる。彼は自動車整備工場を営んでおり。車に関する技術、知識と経験は膨大なものであった。かつての友人に手を貸すことにしたオットーは昔の仲間に電話をかけまくり、教習所の教官をしていたドニー、モルグに勤めるスフィンクスを仲間にする事に成功。あともう一人、メンフィスの6年前の恋人、スウェイ。昼は機械工、夜はバーテンダーとして働く彼女はイタリア車のエキスパートであり今回の仕事に必要不可欠な存在だ。だが理由も告げずに自分の前から消えたメンフィスに対しスウェイの態度は冷たかった。 オットーのガレージにかつての仲間が集結し、黒板に獲物となる50台の車のリストが書き出される。車にはそれぞれ女の名前が付けられていた。その中の一台、「エレノア」と呼ばれるのは、メンフィスが何度挑戦しても手に入れることが出来ない幻の車、67年型シェルビー・マスタング・GT-500。メンフィスはこの車に過去何度も殺されそうになっていた。 その時キップが自分の仲間を連れて姿を現し、仕事に加えて欲しいと頼み込む。メンフィスは反対するが、キップにこの仕事を最後に足を洗うことを条件にして仲間に加える。いよいよ開始という時期になって、スウェイも仲間に加わった。 ついに伝説のプロジェクト集団が動き出した。だが、不穏な動きを察知した警察は、大捜査綱を設備して宿敵メンフィスを待ち受けていた…。 |
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