映画製作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー

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製作者(プロデューサー)とは何か?

製作者とは

 製作者(プロデューサー) とは、映画製作における資金を調達、製作費の運用を行い、監督やスタッフなどの人材を集め、企画から撮影、そして宣伝から上映までのすべてを統括する責任者のことである。製作者には映画を産業と考える者もいれば映画技術にこだわり作品の出来映えにまで細かく関わる者もいる。どんな状況に置かれようと、即座に問題を解決しコントロールする事が、出来なければならない。

2通りある製作者

 製作者には2通りあり、1つは自分で資金から全てを工面する製作者。もう1つは、資金面はスタジオに任せる「ディペンデント・プロデューサー」 と呼ばれるタイプ。シンプソン&ブラッカイマーがやっているのは後者で、俳優のギャラ交渉もスタジオが進める。1000万ドルのギャラを支払うならば、少なくとも公開後最初の1週間で同額をもうけさせてくれることが条件になる。 監督というのは一応現場のみの責任者だが、最終決定権を持っているのは製作者。当然、監督より地位は上。だが、映画がヒットしなかったら、それは監督の責任になるので、ある意味有利な位置でもある。

製作”総指揮”とは?

 仲間として、 製作総指揮(エクゼクティブ・プロデューサー) というのがある。例が「スティーブン・スピルバーグ製作総指揮」。こちらは製作にはほとんど関与しない。これは知名度の高い人物や会社のヘッドの名前が多いが、単に名前だけでありその映画が売れるよう、本人が映画製作に関わっているかのように見せているだけである。 さらに 共同製作(コ・プロデューサー)、製作補(アソシエイト・プロデューサー)、ラインプロデューサー などがある。共同製作は製作費の何パーセントかを出費するが現場での製作実務はやらない。製作補は製作者のアシスタント。映画がタイアップする企業との連絡などを担当する。ラインプロデューサーとは映画製作現場に明るい人が担当し、製作総指揮のもとで働く。製作過程全般とその予算を管理するが、すべての作品におかれるのではなく必要な作品に限って置かれるポストである。

最近では監督と製作を兼任する人も多くなってきている。 ちなみにアカデミー賞などにある、「作品賞」というのは誰に与えられるのかというと、監督ではなく製作者に与えられるのである。これは製作者こそが映画を作った人物だと考えられているからである。

日本ではまだ、どの映画を見るかを出演俳優で決める人が多い。多少「映画通」になると監督で選ぶようになるようだが、製作者で決める人は少ない。本当は製作者が映画の質を左右する位置にいるのである。名製作者なくして名作は生まれない。これからは製作者の名前で映画を決めるのはいかがでしょう?