映画製作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー

ホーム ニュース プロフィール 作品紹介 データ コミュニティー
ホーム >> 作品紹介 >> 映画作品 >> コン・エアー


コン・エアー

プロダクションノート

新聞記事から

脚本家のスコット・ローゼンバーグは新聞に書かれているU.S.マーシャルの受刑者移送任務についての記事に興味を持った。U.S.マーシャルとは「アメリカ連邦裁判所執行官」のことで出廷・医療緊急事態・受刑者移動のために、毎年15万人を越える受刑者の輸送任務を負っている。その後どうしてもその実際の任務状況が見たい彼はオクラホマシティにある基地に足を運んだ。そして3日間もコン・エアーに乗り込み、受刑者と一緒に過ごした。こうして本作品の着想を得る。

「ザ・ロック」の製作が完了し、次回作になる良い脚本を探していたジェリー・ブラッカイマーはこの脚本に魅了され、即座に映画製作に乗り出す。脚本の原型は完成しても、細部にわたっての検証がジェリー・ブラッカイマーや出演者によって厳密に行われた。その結果、スコット・ローゼンバーグは30回以上も脚本を書き直したそうだ。

個性的な俳優陣

「コン・エアー」の特徴の1つとして、個性的な俳優陣にある。ブラッカイマーがこの作品の主役、キャメロン・ポー役を、ニコラス・ケイジに依頼したのは「ザ・ロック」の完成を祝うレストランの上の事務所であった。ニコラスは快諾し、しかもいきなりポーのキャラクターを徹底的に分析し、ケイジの提案により「勲章を与えられた兵士」という設定が加えられた。ケイジ自身、今回の役作りの情熱もかなりのもので、まずキャメロン・ポーの故郷であるアラバマに滞在しアクセントをマスター、そして軍人と刑務所暮らしらしい肉体を作るために、数ヶ月に渡るトレーニングを行った。ちなみにあのロングヘアはかつらではなく、地毛に長い髪の毛を少しずつくくりつけて本物らしく見せている。だが、スタッフの反対により、髭を生やすのは断念させられた。

凶暴な知能犯、サイラス・グリサムのキャスティングには難航を極めた。実は企画段階からこの役に熱視線を送っていたのが、なんとブルース・ウィリス。結局スケジュールが合わず断念。ジョン・マルコヴィッチが撮影数日前にOKして無事に完成した。

37人も殺した殺人犯ガーランドグリーンを演じるスティーブ・ブシェーミ、ヴィンス・ラーキンを演じるジョン・キューザックは脚本段階からキャスティングが決定していた。なぜならこの2人は脚本のスコット・ローゼンバーグと親友なのである。特にガーランドの方はブシェーミのイメージを膨らませていった。

登場する受刑者達のタトゥーは実際の受刑者達にリサーチし、彼らの独自のアイデアやデザインを再現した。タトゥーは感光性シルクスクリーンとインクを使うという、紫外線ライトのプリントシャツと同じ方法で施された。

撮影

撮影はオークランド空港とソルトレイク・シティ空港から撮影開始した。もっとも過酷なロケ地はデス・バレーの真ん中にあるラーナー飛行場の着陸シーンを撮影したウェンドバー。この町は灼熱の平地である。撮影チームはここに1ヶ月以上も滞在。1週間に7.000ボトルの水、毎日30個を越えるスイカと200本のアイスキャンディーを消費したという。

ラストシーンで、コン・エアーはホテルに突入する。最初はホワイトハウスに突っ込む予定であった。なぜならニコラス・ケイジはラスベガスに関する映画が多いため、ホワイトハウスの方が新鮮だからだ。だが、ラスベガスこそ、何が起きてもおかしくない町ということで、急遽変更。カジノに突っ込む予定だが撮影拒否された。なんせ、1分間で何億ドルという単位で金儲けしているのに、たかが映画の撮影で、営業中止など出来るはずがない。そこにたまたま幸運なことにロサンゼルス・タイムズにホテル取り壊しの記事を見つけたスタッフ達は、解体作業の延期の申し入れに成功。ホテルの名はラスベガスの歴史的建造物でもあるサンズ・ホテル。1回きりの撮影のため、15台ものカメラが使われ撮影は無事に成功した。

このサイトについて | サイトマップ | ご意見、ご感想