映画製作者ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー

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ジェリー・ブラッカイマー製作、リドリー・スコット監督
原題:Black Hwak Down
邦題:ブラックホーク・ダウン

用語集(ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー関連用語辞典より)

75レインジャー

第2次世界大戦中、アメリカ軍はイギリス軍のコマンドー部隊を真似て奇襲専門のレンジャー部隊を編成し、イギリス軍コマンドー部隊と共にノルウェー、ディエップ(フランス北西部のイギリス海峡に面した海岸)、ノルマンディー、対日戦線などに投入した。特にノルマンディー上陸作戦では敵陣強襲突破などの困難な任務を行った。レンジャー部隊は朝鮮戦争中に北朝鮮軍のゲリラ戦に対抗する目的で急遽復活、実戦に投入された。しかし、北朝鮮軍のゲリラ戦には対応できず、再び解隊の道を辿った。ベトナム戦争中にアメリカ軍はSASのパトロール部隊を手本にし、LRRPいう長距離偵察パトロール部隊を編成しベトナムのジャングルへと投入した。やがて、戦争の過程で偵察パトロールから戦闘パトロールに重点が移り、LRRPから「偵察」の「R」が取られて、LRP長距離パトロール部隊とも呼ばれる。1967年、各旅団と師団のLRP小隊はその実力が評価され、臨時編成から正式部隊となった。LRP小隊は、約100名から成るLRP中隊編成に拡大され、1969年には、全てのLRP中隊は名称を「レインジャー」と改称し、第75レンジャー連隊へとさらに規模拡大を遂げ、現在に至る。

デルタ・フォース

アメリカ軍が有する特殊部隊のなかで、唯一、対テロ戦闘をその第一目的に掲げているのが、陸軍第一特殊作戦部隊分遣隊「デルタ・フォース」である。デルタ・フォース設立の最大の功労者とされるチャーリー・A・ベックウィズ大佐は、イギリスのSAS(陸軍特殊空挺部隊)への派遣経験をもち、その経験から、同組織に大変な感銘を受け、アメリカにもこれに倣った組織を設立すべきとの考えに達した。そして、アメリカにもSAS式の特殊部隊が必要だと考えた。だが、時の政府・軍の上層部は新しい特殊部隊の創設にあまり前向きではなかった。それは、陸軍には既にグリンベレー、レンジャー部隊、空挺部隊、海軍にはSEALsといった多くの特殊部隊・精鋭部隊が存在していたからである。
しかし、1977年10月、ソマリアでルフトハンザ航空旅客機のハイジャック事件が発生した際、ドイツの特殊部隊GSG9が見事な手際でこれを解決し、その能力を世界に知らしめた。世界を一瞬のうちに破滅させる軍事力を持つアメリカの政府・軍上層部はその作戦で初めて使用された「スタン・グレネード」について何も知らなかったのである。
大統領から「あの武器はなんだ?我が国にはああいう部隊は存在するのか?」と訊かれ、軍上層部はベックウィズを呼び寄せた。そこで、ベックウィズは自分の新しい部隊を対テロ部隊として創設すると提案したのだ。それが早速受け入れられ、同年11月19日にノース・カロライナ州フォート・ブラッグを本拠地として創設した。
隊員は、軍内部の志願者から厳格な健康診断、心理テスト、体力テストなどによって選抜され、入隊後も射撃、家屋への突入、パラシュート降下、さらには機関車の運転などといった多岐にわたるきわめて実戦的な訓練を日々課せられる。これらの選抜・訓練過程はSASのそれを手本にしているという。隊員数は通常で100名強であり、常に4名1組で作戦をおこなう点もSASと同じである。
デルタ・フォースは、設立後しばらくの間、その存在は秘密とされていたが、1980年、ホメイニ師の革命防衛隊が篭城するテヘランのアメリカ大使館で人質となった大使館員の救出作戦、通称「イーグル・クロー作戦」にデルタが初出動したものの、往路で部隊を輸送するヘリコプターが事故を起こし、任務に失敗、その名が世界に知れわたった。初陣は失敗に終わったものの、以後デルタ・フォースは、1983年のグレナダ侵攻、1989年のパナマ侵攻、1991年の湾岸戦争などに精鋭部隊として参加し、大いに活躍している。なかでも湾岸戦争での、スカッドミサイル移動発射台破壊任務での活躍は有名である。

MH/AH-6リトルバード

デルタフォースを輸送した小型ヘリコプターの名前。
MH/AH-6リトルバードは、アメリカ陸軍の軽観測ヘリコプターとしてヒューズ社で開発された単発タービンヘリコプター、OH-6をベースとした開発された機体である。OH-6は、簡素で軽量かつコンパクトな機体構造や、操縦しやすく、機動性がきわめて高いといった多くの特徴をもつ傑作機で、多数の発展型を生みだしてきたばかりか、1963年の原型機初飛行から40年近くを経た現在も軍隊・民間を問わず使用されつづけている。
MH-6は、特殊任務用の装備が強化された機体であり、高い機動性を生かして特殊部隊の先鋒を輸送するといった任務に用いられる。いっぽう、AH-6は、火器の搭載・管制能力が強化された機体で、機体外部に対戦車ミサイル、ロケット弾、機関銃などを搭載し、特殊作戦においてはこれらの装備を用いて、敵を攻撃する。いずれの機体も、輸送が主任務のブラックホークよりは限定されるものの、4名ほどの兵士を輸送することができる。

RPG

ブラックホーク・ヘリコプターを撃墜した兵器がこのRPGである。RPGは”Rocket Propelled Grenade”の略で、第二次世界大戦後にソビエトで開発された、歩兵用の対戦車火器である。紡錘形をした弾体が先端に露出した独特の形状をもち、肩にかついでグリップを握り、本体側面の照準機で狙いをつけて発射する。RPGは、ロケットで推力を補助された無反動砲という特殊な方式をとっており、対戦車ミサイルではないので無誘導だが、それだけに電波妨害や、赤外線妨害装置の影響をうけることはない。また、発射後も砲弾を再装填することで、何度も使用することが可能である。
最初の量産型RPG2は威力や射程に問題があったが、1960年代初頭に開発されたRPG7で、RPGシリーズはほぼ完成の域に達し、有効射程500メートル、装甲貫通力320ミリの性能を備えるにいたった。装甲車輛やトーチカだけでなく、非装甲車輛や陣地攻撃にもその威力は有効で、歩兵部隊に大きな火力を提供できる兵器となったのである。
RPGは他のソビエト製兵器の例にもれず、東側陣営各国や共産主義勢力に多数が供与され、AK小銃同様に標準的な装備となった。大威力と扱いやすさを兼備している点でもAK小銃と同じで、歩兵用対戦車ミサイルが出現した現在も多くの国が使いつづけている。

ソマリア

正式名ソマリア民主共和国。アフリカ大陸の東部に位置する。人口約940万人、首都はモガディシオ。イスラム教が国教。60年に北部が英国から、南部がイタリアから独立、ソマリア共和国として統合した。1969年バーレー少将らの無血クーデターが成立、現国名に改称。70年に社会主義国家を宣言。80年代初めから反政府武装闘争が起き、ゲリラ組織「統一ソマリア会議(USC)」が91年に首都を制圧したが、無政府状態に陥った。国連は93年に平和執行部隊(UNOSOM2)を投入したが、中核を担った米部隊などと武装勢力の戦闘が激化。米側にもヘリコプター2機が撃墜され特殊部隊から18人の死者が出て、国連は全部隊を引き揚げた。00年8月、社会主義政権で内相だったハッサン氏が大統領に就任し、暫定政権が発足。しかし、その支配は首都モガディシオでも全域には及ばず、ソマリランド、プントランドのほか、隣国エチオピアの軍事支援を受ける武装勢力の連合体「ソマリア和解・復興委員会(SRRC)」が割拠している。

名誉勲章

名誉勲章、英語名「Medal of Honor」。アメリカ軍最高の勲章である。戦闘において、自己の生命を危険に晒し、旺盛な使命感を持って兵士としての義務を遙かに超え、敵をうち破った者、もしくは自己犠牲になった者に授与される物と、平時において、旺盛な使命感を持って兵士としての義務をはるかに超えた功績に対し授与される物の2つがある。それまで勇敢な兵士にのみ授与されていた名誉勲章は、1863年に将校を含め、戦争を勝利に導くために屈力した者にも授与できるように改正されたが、アメリカ軍人の戦闘における栄誉に対し授与されることになっている。また、名誉勲章の授与者は、階級に関わらず敬礼を受ける権利と、毎月200ドルの年金を受けられる。
スーパー64の搭乗員救出に向かい、命を落としたデルタフォース隊員、ゲイリー・ゴードンとランディー・シュガートの2人はベトナム戦争以来初の授与者となった。

JOC

「Joint operations center」統合作戦センター

ETA

「Estimated Time of Arrival」 到着予定時刻

KIA

「Killed in Action」の略で、戦闘中に死亡という意味。作戦でのKIA第1号はドミニク・ピラ三等軍曹。

PCL

「Power Control levers」の略で、エンジンへの燃料の供給をストップさせ、墜落時の爆発を防ぐ。

QRF

「Quick Reaction Force」 の略で急速対応部隊

SAR

「Search and rescue helicopter」の略で捜索救難ヘリ

コードネーム集(ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー関連用語辞典より)

スーパー61

最初に撃墜されたブラックホーク。機長:クリフ・“エルヴィス”・ウォルコット准尉、副操縦士:ドノヴァン・ブライリー准尉、機付長:レイ・ダウディ、機付長:チャーリー・ウォレン二等軍曹。
クリフ・“エルヴィス”・ウォルコット准尉、ドノヴァン・ブライリー准尉の2人は墜落の際、死亡した。

スーパー62

ゲイリー・ゴードン&ランディー・シュガートを第二墜落現場に降下させた。

スーパー64

2番目に撃墜されたブラックホーク。機長:マイク・デュラント准尉、副操縦士:レイ・フランク准尉、機付長:ビル・クリーヴランド二等軍曹、機付長:トミー・フィールド三等軍曹。
機長のマイク・デュラントは捕虜となり11日後の釈放されたが、他の乗員は全員、墜落の衝撃と、暴徒と化したソマリ族に襲われて死亡した。

スーパー68

第一墜落現場に救助部隊を降下させたブラックホーク。

ジュリエット25

マット・エヴァーズマン

ジュリエット64

マイク・スティール大尉

C2

マシューズ&ハレルの乗る指揮系統ヘリ

ユニフォーム64

ダニー・マクナイト中佐

アルファ51

トム・マシューズ中佐(航空部隊任務指揮官)

ロメオ64

ゲイリー・ハレル中佐(地上部隊任務指揮官)

キロ64

デルタ指揮官スコット・ミラー大尉

キロ11

フート

スター41

キース・ジョーンズ(本人)が操縦する救難ヘリ

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