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ストーリー1993年10月3日。ババルギディル族の指導者モハメド・ファラ・アイディード将軍による略奪と虐殺の行為が、絶え間なく続くソマリア。首都モガディシオで米タスク・フォース・レンジャ ーの司令官をつとめるウィリアム・F・ガリソン少将は、ババルギディル族の幹部集会が行われるビルの周囲に空から降下し、アイディードの副官 2名を捕らえる作戦にゴー・サインを出した。 ソマリ族民兵の強い抵抗が予測されるモガディシオ市内に乗り込んで行くのは、レンジャー部隊とデルタ部隊で構成された 100名の精鋭たち。そのひとりマット・エヴァーズマン軍曹は、自身の胸の内に緊張がふくれあがっていくのを感じていた。というのも、今回の任務で、彼は初めて第4班(チョーク4)の指揮をとることになったからだ。 「部下を必ず生きて連れて帰れ」。伝説的なデルタ隊員のフートからそんな励ましの言葉をかけられたエヴァーズマンは、基地にやって来たばかりの 新兵トッド・ブラックバーン、ケガをした同僚の代役に立てられたデスクワーク専門の特技下士官グライムズら班のメンバーと共に、ブラックホーク・ヘリに乗り込んだ。 午後3時32分。出発の合図を受けて基地を飛び立った12機のヘリは、インド洋を望む美しい砂浜を見下ろしながら10分で目的地に到着。標的ビル北側の街路の制圧にあ たるエヴァーズマンたちは空中からロープで降下を始めるが、その最中、民兵の発射したRPGがヘリの機体をかすめ、バランスを失ったブラックバーンが18メートルの 高さから地上へ転落する事故が起きる。すかさず後を追って降下したエヴァーズマンは、意識不明のブラックバーンを担架に乗せ、衛生兵とグライムズに車輌隊のもとま で運ぶように命じた。 その間、アイディードの副官捕獲の任務を帯びたデルタ隊員たちは、標的ビルに侵入して迅速に任務を遂行。捕虜たちを、ダニー・マクナイト中佐率いる車輌隊に引き渡す。マクナイトは、そこへ運ばれて来たブラックバーンをジー プに乗せると、ストルーカー軍曹を責任者にした3台のジープを基地への帰途につかせた。 事態が急展開を見せたのは、その18分後のことだ。標的ビルから北東へ5ブロック離れた地点で、テール・ローターにRPGの直撃を受けたブラックホーク"スーパー61"が墜落したのだ。チョーク1を指揮するマイク・スティール大尉から無線で知らせ を受けたエヴァーズマンは、ネルソンたち数名の部下に現場の保守を命じ、自分は残りの部下を連れて墜落地点へ移動。 一方、標的ビルの前にいたデルタ隊員のジェフ・サンダーソン軍曹、スティール、マクナイトたちも、墜落地点へ向けて出発するが、ブラックホーク撃墜によっ て勢いづいた民兵の攻撃は激化の一途をたどり、スティールとサンダーソンの徒歩部隊は路上で釘付けに。かたやマクナイトの車輌隊もバリケードと砲撃に行く手を阻ま れ、市内を迷走するはめに陥る。そのころ、墜落地点に到着したエヴァーズマンは、現況を司令部に報告。しかし、そこで民兵の集中攻撃にさらされた彼らには、付近の建物に陣取って応戦する以外、出来る事は何もなくなってしまう。 午後4時40分。マイク・デュラント准尉が操縦するブラックホーク"スーパー64"が、標的ビルから南西1マイルの地点に墜落。司令部で崩壊していく作戦の 一部始終を見守っていたガリソン少将は、基地に帰還していたストルーカーとフートを中心に緊急救援車輌隊を編成し、第2の墜落地点へ向かわせる。が、彼らも砲火と バリケードで前進できず、フート率いるデルタ隊員は徒歩で現場への道を急ぐ。その第2墜落地点には、上空に待機していたヘリから2人のデルタ・フォース狙撃兵、ゲイリー・ゴードンとランディー・シュガートが自ら志願し降下、群がる暴徒を相手に必死の応戦を試みたが、殺害されてしまう。それ以上の援軍がすぐにやって来ないことを知り、自身の運命ももはやこれまでと覚悟を決めるデュラント。その思いは、 激戦が続く市内に取り残された99名の兵士たちも同じだった。 第1墜落地点の付近には、エヴァーズマンの班に加え、サンダーソン、グライムズ、ネルソンたちが集結していたが、いまや乗員の半数以上が負傷者と死者で占められたマクナイトの車輌隊は、 ついにそこまでたどり着くことができなかった。 体制を立て直すべくマクナイト達が基地へ引き返したのを知り、不満と絶望の声をもらすエヴァーズマンの部下たち。 そんな彼らを諫める立場にあるエヴァーズマンもまた、重傷を負ったスミスを搬送する救護ヘリの出動要請が受け入れられない事態に、 苛立ちと歯がゆさをつのらせる。必死でスミスの看病にあたりながら、「部下を全員生きて連れ帰る」という当初の誓いを守れそうもない自分の無力さを噛み締めるエヴァ ーズマン。夜が深まりゆくなか、断続的な攻撃を浴びる彼らの前にようやく脱出の道が開けたのは、それからさらに12時間後のことだった……
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